日独文化交流企画 和歌山公演 ターリストリオ 特別コンサート

名称：Mah!ライブラリー 室内楽定期演奏会 Vol.38
　　　日独文化交流企画 和歌山公演
　　　ターリストリオ 特別コンサート
日時：2023年10月29日（土）開場：13:30　開演：14:00
会場：Ｍａｈ！和歌山県立図書館（メディア・アート・ホール）
出演：ターリストリオ ：岡田琢朗（チェロ）エリーザ・グンマー（ヴァイオリ
ン）ヴェンツェル・グンマー（ピアノ）
　　　ゲストアーティスト：福田紘子（ヴィオラ）
前売：３０００円　当日：４０００円　学生：１０００円（電話取置のみ限定１０名）
　　　和歌山県民文化会館、和歌山城ホール、LURUMUSIC狐島
ＷＥＢ：https://musicmart.zaiko.io/e/20231029Mah

＜プロフィール＞
Talistrio（ターリストリオ）
　日本人の岡田琢朗、ドイツ人のヴェンツェル・グンマー、エリーザ・グンマーにより組織されるピアノトリオ・アンサンブル。2011年にアウクスブルクにて結成され、世界的アーティストとして著名なヘンシェル弦楽四重奏団のクリストフ・ヘンシェル氏に師事。バイエルンにおけるデビューコンサートは、「濃厚、そして達人的」（南ドイツ新聞）と称され話題を呼び、以来、ドイツ、スイス、オランダなど、ヨーロッパ各地で演奏活動を展開する。2017年、初の日本公演（大阪府堺市）はチケットが前売り完売。大好評を博す。2019年にはBMRアーティスト&プロジェクトと契約を結び、ドイツ国内でのコンサートに新たなサポートを得、日本公演第2弾となるコンサートツアーを敢行するなど、最前線での活動を強化。弦奏者両名は同年、ゼーリゲンシュタット弦楽音楽祭へ招聘され、これまでの功績から「ヘンシェル・クァルテット25周年記念賞」を受賞。フェスティバルのハイライトとなるフィナーレ・コンサートにおいて同弦楽四重奏団と出演し、絶賛を博した。
　2022年10月、ファースト・アルバムをリリース、20世紀初頭における前衛的なネオクラシックの踊り(カゼッラ)、チャイコフスキーの死がもたらした衝撃と創作への霊感(ラフマニノフ)、日本人の心の奥底に眠る、幼少時代に見た沈みゆく夕日(赤とんぼ)という神秘的な世界観が織り交ざる3作品が収録されている。
　同年、日本公演第３弾となる結成10周年記念コンサートツアーが敢行された。

福田 紘子（ゲスト：  ヴィオラ）
　和歌山県岩出市出身。相愛大学音楽学部卒業。
Summit Music Festival(NY)、草津夏期国際音楽アカデミー他、国内外の講習会に参加。
　ヴァイオリンを湊万里、黒川寛子、田辺良子、佐藤一紀、高木和弘諸氏に師事。ヴィオラを松実健太氏に師事。マスタークラス等を通じて、クシシュトフ・ヤコヴィッチ、フランチェスコ・マナラ、ヴィニーチョ・アレグリーニ、サビーノ・アレグリーニ、カリーン・アダム諸氏の指導を受ける。
　現在、関西を中心にヴァイオリンとヴィオラの両方で演奏活動を行っている。いわでチェンバーアンサンブルメンバー。福田ヴァイオリン＆チェロ教室講師。きのかわ弦楽合奏団トレーナー。

 
岡田琢朗（チェロ）
　大阪府堺市出身。幼少より大阪音楽大学付属音楽学園（現音楽院）においてチェロを学び、2009年よりドイツ、バイエルン州アウクスブルク大学レオポルド・モーツァルト学院に在籍。2014年に同大学を首席で卒業してからは、チェロ専攻として同大学マスター過程、加えて室内楽専攻としてザール音楽大学マスター過程にそれぞれ在籍。これまでにチェロを熊本由美子、斉藤建寛、ハルトムート・トゥルンドレの各氏に、室内楽をエフゲニア・ルビーノヴァ、クリストフ・ヘンシェル（ヘンシェル弦楽四重奏団）、タテヴィック・モカチアンの各氏に師事。ソリストまたはアンサンブル奏者として、国内外で活動を展開、自身が主宰するピアノトリオ「ターリストリオ」を中心に、ドイツ、スイス、ルクセンブルク、オランダなど各国で幅広いジャンルの演奏に携わる。2019年、東京芸術大学学長（当時）澤和樹氏のミュンヘン国立音楽大学とのトップ会談に同行、澤氏指揮によるニュンフェンブルク・フェスティバルオーケストラにおいて共演する。2022年 9 月、アウクスブルクにおける新しい音楽祭「Kulturtag am alten Gaswerk」の助監督に就任。そして、ドイツで新たに発足された前衛オペラ楽団「Opernmacher」のソリストや、アウクスブルク国民大学講師就任、ドイツ各地で運営される多数の独日協会との文化イベントの企画及び講演会への登壇、ドイツ公共ラジオ放送へのゲスト出演など、多様なニーズに応えるマルチアーティストとして厚い信頼を得ている。